三浦半島地域における自治体の合併について素人が考える

2020年07月12日

どうも、えとろぴです。

今日は私の出身である神奈川県の南東部、三浦半島における自治体の合併について考えてみることにします。適当なこと書いてるかもしれませんが、素人考えですので大目に見てください。

ではまず、そもそも論として「三浦半島ってどこからどこまでってていう正確な定義って存在するんでしょうかね?」って友達としゃべった記憶があったのでそこから。

簡単に調べていったんですが、天下のwikipedia様によると、行政区域として「神奈川県横浜市磯子区・金沢区、横須賀市、逗子市、三浦市、鎌倉市、葉山町」と書いてあるではありませんか。ちょっとびっくり。

横浜市民の人で自分は三浦半島民だ、って思ってる人いるんですかね。金沢区はまだいいとして磯子の人はどうなんだ。鎌倉の人も三浦半島って言われるのはどう思うんでしょうね。私にはわかりません。

大体の地域としてこの辺の話をしていると考えてもらえたらいいでしょう。今回のテーマである市町村合併において、鎌倉、横浜にはメリットが薄いことが明白なのでこの二つの市に関しては基本的に考えないことにします。

では具体的にどのようなパターンがありうるか、考えていきます。

①横須賀市+逗子市+葉山町+三浦市+(鎌倉市)

一番広いやつ。

このパターンは正直実現性は低いと思いますが、一応書いておきます。実現性が低いというのは葉山町、逗子市の存在があります。特に逗子市に関しては1950年横須賀から分離独立している経緯もあります。

簡単に言うとこの両者それぞれなかなか相容れない存在というか、お互いプライドの高い町なんですよね。どちらも高級住宅街、特に葉山に関しては1894年の御用邸造営後は別荘地としての風格を高めていくことになります。

こういう「ブランド」を大事にしているのがこの二つの町なのです。つい最近のニュースでいうと逗子市にある京急電鉄の新逗子駅が逗子・葉山駅になりましたね。住民からは反発の声も多かったみたいです。この辺は少しややこしいので産経の記事を参照してね。

そんなこんなで葉山や逗子は風格、名前を大事にする以上、この合併は現実的ではないのかな、と。(もちろん鎌倉市もね)

また、鎌倉市もプラスして政令指定都市になれる可能性についても検証してみたのですが、その場合でも70万人を超えるかどうかなので現実性は低いと思われます。中核市である横須賀市の人口減少が著しいのがさらに厳しさを増す要因でもありますが…(ほぼ同規模だった藤沢市との比較もまた別記事でしてみたいですね)

②横須賀市+逗子or葉山

③逗子+葉山

このパターンもないかなぁ、理由は同上。

関係ないけど葉山と横須賀の境界にある湘南国際村についてもまた調べてみたいな。

④横須賀市+三浦市

このパターンが一番現実的かとおもってます。

メリットとしては、

・ごみ処理、消防などの広域化によるコストカット

・観光事業の促進

・農漁業での協力体制

などでしょうか。

最後のは基本的にはJAが主体になるんだろうなあとは思いますが、JA三浦市がJAよこすか葉山に加わる形でもいいのかな。(JAの合併はよくわからないが)

すかなごっそのような地産地消型の直売所を横須賀中心部に設けて観光の一環としても使えたりしそうだし。

メリットとして一般的に言われている行政サービスの多様化、多くの公共施設が使えるようになるといったことも期待できます。

逆にデメリットもありますね。三浦市が三セク債を抱えてるっていうニュースも過去ありましたが、三浦市はかなりの財政難な状況です。(同市HP参照)

横須賀市からすれば財政難の三浦市の負債を一緒に抱えなければいけないわけで。


というわけで少し考えてみましたが、人口減少著しい三浦半島がどう対応していくのかに期待を込めてこのへんで終わりにしておきます。

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